Intel CPUの世代
Intel Core/Core Ultraシリーズ
「Intel Core」シリーズ(Core i3/i5/i7/i9)は2008年に登場して以来、長く続く定番CPUファミリーです。いわゆる「第○世代」という呼び方は、主にデスクトップ向けCore iシリーズで定着しました。
一方で2023年末〜2024年にかけて、ノートPC中心にブランドが大きく整理され、「Core Ultra(シリーズ1/2…)」という新しい世代表記が登場しています。2025年時点では、デスクトップは第14世代(Raptor Lake Refresh)まで、モバイルはCore Ultra世代(Meteor Lake、Lunar Lakeなど)が中心、という理解がいちばん混乱しにくいです。
主要な世代(デスクトップ中心の目安)
世代は「性能が必ず大きく上がる」とは限りません。たとえば同じ (14)nmでも改良で伸びた世代があったり、省電力や内蔵GPU、AI機能、I/O(PCIe/DDR)を強化する方向に寄った世代もあります。なので「○世代前=遅い」とは単純に言い切れません。
また、世代が古くても、同世代内のグレード差(例:Core i7とCore i3)が大きいので、「古いi7が新しいi3より速い」ケースも普通に起こります。用途(ゲーム、動画編集、普段使い、マルチタスク)とコア数/スレッド数、そして実ベンチマークで判断するのが確実です。
| 世代(主にデスクトップ) | 代表コードネーム(例) | プロセス(目安) |
|---|---|---|
| 第1世代 | Nehalem / Westmere | (45)nm / (32)nm |
| 第2世代 | Sandy Bridge | (32)nm |
| 第3世代 | Ivy Bridge | (22)nm |
| 第4世代 | Haswell / Haswell Refresh | (22)nm / (14)nm(移行期) |
| 第5世代 | Broadwell | (14)nm |
| 第6世代 | Skylake | (14)nm |
| 第7世代 | Kaby Lake | (14)nm |
| 第8世代 | Coffee Lake | (14)nm |
| 第9世代 | Coffee Lake Refresh | (14)nm |
| 第10世代 | Comet Lake(主にデスクトップ) | (14)nm |
| 第11世代 | Rocket Lake | (14)nm |
| 第12世代 | Alder Lake | (Intel 7)(旧称 (10)nmクラス) |
| 第13世代 | Raptor Lake | (Intel 7) |
| 第14世代 | Raptor Lake Refresh | (Intel 7) |
ラップトップの主要な世代
ノート向けIntel CPUは、同じ「第○世代」と呼ばれていても、デスクトップとは中身(コードネームや消費電力枠、内蔵GPU)が違うことが多く、世代だけで横比較しにくいのが特徴です。特に2023年末からは「Core i 第○世代」だけでなく「Core Ultra(シリーズ)」表記が本格的に混ざり始めたため、2025年は“ノートはノートの世代表”で整理しておくと迷いにくいです。
また、同じCPU名でもノートPCは電力設定(TDP/PBP相当)や冷却設計で性能がブレやすいので、購入前は「搭載CPU名+機種名」でベンチマークやレビューを確認するのが安全です。
| 世代(ノート中心) | 代表コードネーム(例) | よく見るブランド表記の例 |
|---|---|---|
| 第10世代(モバイル) | Ice Lake / Comet Lake-U | Core i7-1065G7 / i5-10210U など |
| 第11世代(モバイル) | Tiger Lake | Core i7-1165G7 など |
| 第12世代(モバイル) | Alder Lake-P/U | Core i7-1260P など |
| 第13世代(モバイル) | Raptor Lake-P/U | Core i7-1360P など |
| Core Ultra(シリーズ1) | Meteor Lake | Core Ultra 7 155H など(AI向けNPUが追加) |
| Core Ultra(シリーズ2) | Lunar Lake(主に薄型プレミアム) | Core Ultra 200V系など(シリーズ2として展開) |
世代の違うIntel CPUの処理能力を比較するには?
CPUも世代が離れると「前の世代からXX%高速化」などといった文言だけでは、どれくらい性能が違うかが正直わかりません。そもそも、その世代のCPUを持っていないとXX%の大元がわからないわけですから、どれくらい性能アップしているのかなんてわからないのです。
では、どうやって世代の違うCPUを比較するのかというと、ベンチマークソフトです。ベンチマークソフトは、ユーザーが採ったベンチマークデータをWebサイトなどに集約しているので、自分の今のPCのCPUと、探しているPCのCPUを比較することで、どれくらい性能があがるのかがおおよそ想定できます。
CPUベンチマークは、WindowsではCinebench、MacではGeekbenchが人気ですが、個人的にはWebサイトですべてのデータを公開しているGeekbenchがオススメです。
CPU単位、PCのモデル単位でのベンチマーク結果が出ているので、世代の違うCPUの性能を簡単に比較できます。










