Ryzen 5 9600X
GeForce RTX 3050 6GB
8GB

Steam版の発売から年数が経っているため、現行の標準的なゲーミングPCであればフルHD/高画質は余裕。しかし、4KやMOD導入を視野に入れると、GPU性能と、特にVRAMメモリ容量8GB以上をターゲットにしましょう。

bld4me
執筆・検証者

bld4me PCテクニカルチーム

検証・評価プロセスについて
Technical Insights

Steamでの数ヶ月に一回開催される「カプコンセール」を狙うと大型拡張パック『アイスボーン』とのセットで2,000円未満で購入でき、ハマれば300時間以上楽しめる伝説級のタイトル。

現代パーツの性能で考えたら「PCショップで売っているゲーミングPCならどんなモデルでもほぼ快適に動く」レベルですが、プレイ自体は現在でも十分楽しめる内容になっているため、ゲーミングPC初心者向けの「初めてのタイトル」としても最適。

同じライト級PCモンハンでも、『ワールド』は『ライズ』よりもグラフィックやマップの規模が大きいため、ハンドヘルドよりも27インチクラスの大画面でプレイした時の没入感と快感が上でした。

更新履歴

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モバイル・ポータブル

Monster Hunter: World のUMPC・ハンドヘルド・ノートPC動作検証

Valve2 モデル

Steam Deck Series

Grade
3
/10

Steam Deck (LCDモデル)

Steam Deck OLED

動作確認済み
このタイトル向けに公式に検証済みです。
ROG2 モデル

ROG Ally Series

Grade
5
/10

ASUS ROG Ally (Ryzen Z1搭載モデル)

ASUS ROG Ally (Ryzen Z1 Extreme搭載モデル)

プレイ可能
ハードウェアスペックに基づき快適な動作が推定されます。
Legion

Legion Go Series

Grade
5
/10

Legion Go

プレイ可能
ハードウェアスペックに基づき快適な動作が推定されます。
MSI4 モデル

MSI Claw Series

Grade
5
/10

MSI Claw 8 AI+ (エムエスアイ クロウ エイト エーアイ プラス)

MSI Claw 8 AI+ (AMD Ryzen AI 搭載モデル)

MSI Claw A1M (Intel Core Ultra 5 搭載モデル)

MSI Claw A1M (Intel Core Ultra 7 搭載モデル)

プレイ可能
ハードウェアスペックに基づき快適な動作が推定されます。
Steam Deck以降のハンドヘルド端末なら、かなり快適に、高画質でも解像度を下げることで安定動作。この辺りはSteam Deck発売直後に、モンハンワールドが「Steam Deckプレイランキング」にランクインしていたことからも明白。ゲーミングノートでプレイする場合は、旧世代だとファンが轟音になるのでヘッドフォン推奨。

ゲーム解像度を720p、画質を中以下に設定したと想定し、スペックから推定した判定です。PLAYABLE判定でも、プレイ可能を保証するわけではありません。

快適にプレイするためのPCパーツ選定ガイド

Monster Hunter: World のPCパーツ選定・ビルド戦略

ワールドだけをターゲットにするならコスパ優先で中古パーツや型落ちパーツで快適動作PCを組むことも可能。ただし、VRAM 8GBのラインだけはしっかりとカバーしましょう。bld4meチームとしては、続編の『モンハンワイルズ』まで視野に入れたパーツ構成をしておくのがおすすめです。

01. cpu

旧世代CPUでも十分快適

  • 多コアへの最適化が進んでおり、Core i5 / Ryzen 5 以上で確実に安定。ゲーミングノートPCレベルでも十分。
  • 古代樹の森など、オブジェクトの多いエリアでは、フレームレートがCPU性能に依存するため、あまり軽視しないようにしよう
プロのアドバイス

パーツ選びのポイント

発売から年数が経過しているため、現代の標準的なゲーミングPCであればフルHD環境は余裕。コスパを考えるならGPU基準でCPUなどでコストダウンを、ワイルズまで視野に入れるなら「処理性能」より「最新世代(アップスケーラー対応)」でパーツを選びましょう。

シリーズの他のタイトル

モンスターハンターの他のタイトルの推奨スペック・ベンチマークを調べる

公式システム要件

Monster Hunter: World の公式・システム要件

情報源: Steamストア公式
Steam版の発売当初(2018年)は「重い」という声も多かったですが、現行のPCなら余裕です。ただしCPU負荷(ボリュームレンダリング等)は健在。多コアCPUがあると安定します。
Spec Timeline:

●の数は、そのゲームがPCパーツに求める要求性能の高さを10段階で数値化したものです。

最小要件

CPU
Core i5-4460
FX-6300
GPU
GeForce GTX 760 2GB
Radeon R7 260X
メモリ
8 GB
ストレージ
30 GB HDD

推奨要件

CPU
Core i7-3770
Core i3-8350K
Ryzen 5 1500X
GPU
GeForce GTX 1060 3GB
Radeon RX 570 4GB
メモリ
8 GB
ストレージ
30 GB HDD

対応アップスケーリング技術

DLSS 1.0FSR XeSS
GPU構成選定ガイド

Monster Hunter: World おすすめグラボガイド: GPU & FPS

旧世代のミドルスペックレベルのGPUでも快適動作をするタイトルですが、4K環境・ハイレゾパック導入、最高画質など画質を追求するとVRAM消費が急激に上昇します。アップスケーラーにも対応しているので、旧世代の上位グレードよりも、VRAM容量の多い現行モデルのエントリーグレードを選んだ方が快適になるでしょう。

ターゲット設定

FHD/60FPSなら現行のエントリー〜旧世代のミドルで十分安定動作を狙えます。「一旦ワールドを楽しみたい」のであれば、足りないGPUパワーをアップグレードで少し補うより、一旦FHD/60FPSに留めておいて、CPUやメモリのアップグレードに予算を使って、ワイルズに備えましょう。
GeForce GTX 760 2GB
OFFICIAL
Radeon R7 260X
OFFICIAL

最低限の動作を確保する構成。このグレード未満だとプレイが厳しいと判断できる、公式の最低要件に近いラインです。

技術的根拠

GPUは公式推奨レベルのボードで必要十分。一方で、CPUはワイルズでCPU負荷が高まっていることも視野に入れて、現行や旧世代のややスペックの高いモデルをチョイスすると、パーツを長く使うことができてコスパが高まります。

GPU Benchmarks

公式最小構成
公式推奨構成
bld4me Choice
GeForce RTX 3050 6GB
bld4me Choice NEW
4.8k
Radeon RX 590
bld4me Choice USED
4.4k
GeForce GTX 1060 3GB
Official Recommended
3.8k
Radeon RX 570 4GB
Official Recommended
3.6k
GeForce GTX 760 2GB
Official Minimum
2.3k
Radeon R7 260X
Official Minimum
1.0k

CPU Benchmarks

公式最小構成
公式推奨構成
bld4me Choice
Ryzen 5 9600X
bld4me Choice NEW
9.0k
Core i5-10600K
bld4me Choice USED
6.5k
Core i3-8350K
Official Recommended
3.5k
Core i7-3770
Official Recommended
3.3k
Core i5-4460
Official Minimum
3.0k
Ryzen 5 1500X
Official Recommended
2.6k
FX-6300
Official Minimum
2.0k

メーカー規定の最低要求スペックと推奨要求スペック、bld4meによる推奨パーツ(新品・中古)の比較グラフです。数値が高いほど、より快適な動作が期待できます。bld4meによる推奨パーツは独自調査の上、ゲームタイトルの快適な動作とコストパフォーマンスのバランスを考慮した上で選定しています。

性能マトリクス

フルHD/高画質までなら、公式推奨グレードでも60FPS以上がターゲットに。一方で、高画質120FPSオーバーを狙うなら、bld4me Choiceのように公式より少しパワーのあるGPUを導入すると安定します。逆に、FPSや画質に拘らないのであれば、10年以上前のボードでも中画質60fpsをギリギリ狙うことができるので、「モンハン史上・最高傑作」との呼び声が高いワールドを、自作格安ゲーミングPCで楽しむのも良いでしょう。

GPU性能表の見方

縦に見る

同じスケールで並ぶので、解像度列を下に追うだけで性能の伸びが分かります。

横に見る

解像度が上がるほどバーが短く、色が変化します。買い替え時の目安になります。

全体を見る

左上から右下への色の流れが、世代ごとの限界とポテンシャルを示します。

GPU720p1080p1440p4K
bld4me Choice NEW
GeForce RTX 3050 6GB
120+
low
120+
med
120+
hig
105
ult
120+
low
120+
med
90
hig
70
ult
105
low
85
med
65
hig
50
ult
60
low
45
med
35
hig
-
ult
bld4me Choice USED
Radeon RX 590
120+
low
120+
med
120+
hig
95
ult
120+
low
110
med
85
hig
65
ult
100
low
75
med
60
hig
45
ult
55
low
45
med
35
hig
-
ult
公式推奨構成
GeForce GTX 1060 3GB
120+
low
120+
med
110
hig
85
ult
120+
low
100
med
75
hig
60
ult
90
low
70
med
50
hig
40
ult
50
low
40
med
30
hig
-
ult
公式推奨構成
Radeon RX 570 4GB
120+
low
120+
med
110
hig
85
ult
120+
low
95
med
70
hig
55
ult
85
low
65
med
50
hig
40
ult
50
low
40
med
30
hig
-
ult
公式最小構成
GeForce GTX 760 2GB
120+
low
100
med
75
hig
60
ult
85
low
65
med
50
hig
40
ult
60
low
45
med
35
hig
-
ult
35
low
-
med
-
hig
-
ult
公式最小構成
Radeon R7 260X
80
low
60
med
45
hig
35
ult
55
low
40
med
30
hig
-
ult
35
low
30
med
-
hig
-
ult
-
low
-
med
-
hig
-
ult
注記

上記のFPSはアップスケーラーなし前提のGPUの純粋な性能をベースに、推定FPSを算出して表示しています。あくまで推定値であり、動作を保証するものではありません。

結論

Monster Hunter: World:快適動作スペック分析のまとめ

発売から5年以上が経ち、「高額なゲーミングPCが必須」だったモンハンワールドも、中古パーツで快適プレイができるタイトルに。

「ハンティングを極めたい、もっと上手くなりたい」という場合は、高FPS環境が良いですが、ワイルズと違って、ワールドなら120FPS以上のディスプレイさえ用意すれば、PC自体は比較的ロースペックでも高FPSが狙えるため、実は練習用タイトルとして優秀。

一方で注意したいのは、続編である『モンスターハンター・ワイルズ』の存在。

ワイルズは、CPU/GPUともにワールドよりも大幅に要求スペックが上がっており、最新のアップスケール技術を適用する前提にもなっているため、「処理性能が高い」だけでなく「アップスケーラー対応 = 最新世代のGPUであること」も重要なポイントに。

今から組むのであれば、「ワイルズまで視野に入れたパーツ選びをする」か、「とにかくローコストでワールドクラスのSteamセールタイトルを遊びまくるマシンにする」かの、どちらかに振り切るのがおすすめです。