Intel CPUの世代まとめ
Intel CPUの世代まとめ
公開日: 2020.7.6
Intel CPUの世代
Intelコアシリーズ
前のファミリーである「Intel Core 2」シリーズからアップグレードされた新しい「Intelコア」シリーズは、2008年に登場して2020年まで続いているロングセラーCPUファミリーです。ちなみに、2020年には第11世代である「Rocket lake」と「Tiger lake」がリリースされる予定です。
世代 | コードネーム | プロセスルール |
---|---|---|
1 | Nehalem | 45 |
2 | Sandy Bridge | 32 |
3 | Ivy Bridge | 22 |
4 | Haswell | 22 |
4 | Haswell Refresh | 14 |
5 | Broadwell | 14 |
6 | Skylake | 14 |
7 | Kaby Lake | 14 |
8 | Coffee Lake | 14 |
9 | Cannonkaje | 10 |
9 | Caffee Lake Refresh | 14 |
10 | Icelake | 10 |
10 | Comet Lake | 14 |
CPUは世代によって性能がアップすることがほとんどですが、Ivy BridgeからHaswellのように、処理能力よりも省電力性を高めた世代アップという例も存在します。ですので、X世代前だから遅いとは単純に言えません。
また、世代が古くても、Core i7ちCore i3のようにブランドが違えば、古い世代のCPUのほうが処理能力が高いということもあります。
世代の違うIntel CPUの処理能力を比較するには?
CPUも世代が離れると「前の世代からXX%高速化」などといった文言だけでは、どれくらい性能が違うかが正直わかりません。そもそも、その世代のCPUを持っていないとXX%の大元がわからないわけですから、どれくらい性能アップしているのかなんてわからないのです。
では、どうやって世代の違うCPUを比較するのかというと、ベンチマークソフトです。ベンチマークソフトは、ユーザーが採ったベンチマークデータをWebサイトなどに集約しているので、自分の今のPCのCPUと、探しているPCのCPUを比較することで、どれくらい性能があがるのかがおおよそ想定できます。
CPUベンチマークは、WindowsではCinebench、MacではGeekbenchが人気ですが、個人的にはWebサイトですべてのデータを公開しているGeekbenchがオススメです。
CPU単位、PCのモデル単位でのベンチマーク結果が出ているので、世代の違うCPUの性能を簡単に比較できます。